箱根と豊栄荘

箱根の宿、「豊栄荘」 主人の想い

  

歴史

雉子亭 豊栄荘は、1956年(昭和31年)に初代・豊永権二によって開業されました。

「広い庭苑を提供して、家庭では味わえない思い切りのびのびした雰囲気を味わっていただこう」という考えでした。物語として、日本人ならだれもが郷愁を感じる桃太郎の世界を表現しようとしました。

創業時から大切にしている言葉に「山中無暦日(さんちゅうれきじつなし)」があります。

「山の中、あたかも暦の進みが止まっているかのようなゆっくりと流れる時間をお過ごしいただきたい」という願いが込められています」

宿づくりは空気づくり

ここには、豊栄荘ならではの、ゆっくりとした時の流れがあります。豊栄荘ならではの、温かみのある空気感があります。ここを訪れる方には、「自分に還る場所」「心のふるさと」「明日への希望が蘇る場所」としてお客様の人生に寄り添えるように心がけています。

そういったことを大事にして、これからも宿づくりをしてまいります。

この土地への愛着

背後の山と谷と向こう山の距離感が絶妙で、山の稜線が心を豊かにしてくれる。冬の朝。山のキンと冷えた空気が心地よい。露天までの道すがら、その空気を堪能する。夏の夕暮れ時。山の深い緑の色がさらに深まり、幽玄の美をまとう。満月が登っていくのをご夫婦でゆっくりと眺める楽しむ月見台敷地内には、まだまだ生かしがいのあるスポットがあります。

池越しに、湯坂山の稜線と雉子亭の佇まいが心に響く場所。35年前まで大浴場があった場所を途中までリノベーションしている場所。雉を3000羽放し飼いにしていた向う山。他にもまだまだあります。

箱根旧街道

豊栄荘は、箱根旧街道沿いに佇んでいます。箱根旧街道には古くから宿場町として、旅人に当たり前のように手を差し伸べる親切の文化があります。また、日本を代表する観光地・箱根にありながら、開発の手が届かず時代に取り残されたような古き良き時代の風情があります。そして火山が生み出した美しい自然があります。「今あるこうした資源を何とか生かさないともったいない」という思いから、箱根寄人プロジェクトを立ち上げました。

雉子亭 豊栄荘 主人 原 健一郎

   

   

豊栄荘主人の日記  人と自然の共生に向けて  箱根寄人プロジェクト  豊栄荘のむかし・むかし